高配当ETFから最後の分配金を貰う

2020年7月5日日曜日

投資

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配当金計算書

高配当ETFであるSPYDとVYMから分配金が来ていました。
この2銘柄はKOとWBKと合わせて既に手放しており
これが高配当銘柄からの最後の分配金となります。
またKOとVTI、SPXLからも配当金・分配金が来ていました。

配当金・分配金内訳

それぞれの銘柄からの配当金と分配金の内訳です。

  • KO:40株で16.4ドル(1,756円)→税引後で11.78ドル(1,260円)
  • SPYD:56株で20.48ドル(2,161円)→税引後で14.76ドル(1,551円)
  • VYM:25株で20.92ドル(2,218円)→税引後で15.07ドル(1,593円)
  • VTI:32株で22.4ドル(2,390円)→税引後で16.14ドル(1,715円)
  • SPXL:30株で1.37ドル(146円)→税引後で1.01ドル(107円)

合計で81.57ドル(8,671円)、税引後で58.76ドル(6,226円)でした。

他には7月中旬頃にJREITの「MAXIS 
Jリート上場投信」から30株で約300円程度の
分配金が支払われる予定です。

来年は更に減る見通し

去年の頃と比べると高配当株が減った上に
WBKが配当見送りしていることから
金額としては半分未満にまで減っています。

またKO、SPYD、VYM、WBKは既に手放しているため、
来年はVTIからの分配金のみとなり
金額としては更に下がると見込んでいます。

レバレッジETFは配当が出るタイミングが
よく分からないのでカウントしていませんが。

もしも今年の金額を来年も貰うためには
VTIを117株保有する必要があります。
今保有している分を差し引いた85株を買うには
売却した高配当4銘柄からの資金の約2倍が必要になります。

またコロナショックによる影響も懸念されるため、
例え117株以上保有していたとしても構成銘柄の減配等で
来年は分配金が減少していそうな気がしています。

この点で連続増配の高配当株であれば他よりも少ない資金で多くの
配当金が貰えて且つ減配の可能性も低そうに感じてしまう
かつての自分がそう思っていたのことを改めて思い出します。

インカムゲインを得ることを投資の主軸とするならば、
高配当株や高配当ETFを買うことでVTIやVOOのような
インデックス銘柄よりも少ない資金で配当金を多く得られますからね。

配当金や分配金について気にしなくなった

私もかつてはより多くの配当金を得るために
配当利回りの高い銘柄を中心に買っていました。
アーリーリタイアした後の生活費を賄えるぐらいの
配当金を構築するのが投資目標でした。

今はリタイア後の生活費を資産から取り崩して賄えるぐらいの
金融資産を構築することが投資目標になっています。
配当金の大きさから金融資産の大きさに主軸が変わったと言えます。

そのためか、以前は配当金が振り込まれる日を確認して
その日が来るのを今か今かと楽しみに待っていましたが、
現在では配当金に対する思いが希薄化して
いつ振り込まれるのかそこまで気にしなくなりました。

配当金支払通知書の交付メールが来たのを見て
配当金が来たことに気が付くぐらいです。

配当金を貰うこと自体に嬉しい気持ちは今でもありますが、
以前よりは嬉しい気持ちも小さくなっています。

またかつては減配や無配になることに気を揉んでいましたが
こちらも今では気にしなくなったと言えます。
これも配当金から資産規模に視点が切り替わった
ことによる気持ちの変化なんだろうと考えています。

対象の銘柄を売却することが高配当株から
身を引くことだと思っていましたが、
配当金について気にしなくなったことも
高配当株投資から卒業した証とも言えそうです。

今後も配当金に限らず、特定の要素に振り回されずに
資産運用を行っていきたいものです。



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