ここ最近、今年に掛金拠出を停止したばかりの
現在、非課税口座としてマネックス証券のiDeCoと
SBI証券のつみたてNISAを2年前に開設しています。
このうちつみたてNISAについては
楽天VTIとeMAXISslim(S&P500)の2銘柄を2:1の比率で毎日積立を行っています。
そしてiDeCoの方では今はslimに100%配分しています。
しかしiDeCoについては今年の2月から拠出停止をして運用指図者になっています。
なぜ拠出を止めたのか?
当時はコロナショック前でしたが、それを予知して失業したり給料が下がるもしれない
という理由ではありません。今のところ勤め先が倒産する気配もなく、
定期昇給も前年並でしたのでどのみち今の情勢で止めようとは思いません。
ではなぜ止めたのかと言うと、高配当株に投資する種銭を増やすためにです。
今年初めの頃はまだ高配当株投資を行っている時で、
リタイアするのに必要な配当金を拵えるために入金量を少しでも増やそうとして拠出を停止しました。
iDeCoの制度上、運用資産が引き出せるのは60歳以降です。
一方で自分がリタイアしたいと考えるのは45歳頃でこの時までに配当金だけで
生活可能な状態に近づける必要がありました。
そのような中でiDeCoに拠出する月23000円が勿体無いと思うようになったのでしょう。
拠出分や運用益が非課税になるメリットよりも、
配当金を増やすための入金力に使う方が当時は魅力的に写っていたと記憶しています。
iDeCoを止める決断をしたのが去年の年末、
書類を書いて郵送して手続きが始まったのが今年の1月、
実際に掛金拠出が停止されたのが2月の引き落とし分からです。
しかし拠出停止された前後から高配当株投資に懐疑的になり始め、
コロナショックで市場が混乱している最中にインデックス投資への切り替えを行いました。
インデックス投資をメインにした結果、
リタイア後の生活費も配当金から一定比率で資産を取り崩して資金を捻出する方法になりました。
こうなると話は変わってきます。
高配当株を買うための資金源になるはずだったお金は今では
特定口座内でslimやETFを買うために使われています。
そしてリタイア後の資産活用期は資産が減らない程度に取り崩していくので、
60になるまではiDeCo以外を売却して生活します。
そして60以降にiDeCoの資産に手をつければ良いのです。
こうしたことから拠出を止めた理由が無くなったばかりか、これまで享受出来ていた
拠出と運用の非課税措置が受けられない事態になりました。
今となっては後先考えずに止めてしまったこと、
もっと早く投資方針を切り替えていれば止めなかったのにとものすごく後悔しています。
ならば直ぐに再開すればいいのではと思うかもしれませんがそう簡単には行きません。
iDeCoの悪い所はネット上だけで手続きが完結せず、それでいて煩雑で遅い点があります。
実際iDeCoを開設するときはネット上で書類送付を依頼して
最初の掛金が運用されるまでに4ヶ月程度待ちましたので。
ネット証券の口座開設は最短で一週間も掛からなかった気がします。
その上今回は、自発的に拠出を停止したのと同じ年に再び拠出を再開させる事が可能なのかと言うことです。
ネットで検索した限りではそのような事例が見つからなかったので、
直接コールセンターに問い合わせるしかないようです。
この辺りを含めた手続きの簡略化や掛金拠出の匙加減をもっと柔軟にして欲しいです。
またiDeCoの制度自体が今後どう変化していくのが中々読みにくい点もあります。
60歳まで資金を拘束されるのでその間に使いにくなったり、課税優遇のメリットが
低減する可能性等を考えると再開すべきか悩ましいですね。
ちなみにiDeCoで掛金の拠出を停止して運用指図者になる手続きですがマネックス証券の場合、
- コールセンターに電話をして拠出停止の主旨を伝え、書類を送付してもらう。
- 届いた書類に必要事項を記載して同封の封筒でポストに投函。
- 約1ヶ月程度で手続き完了。
自分の名前や住所等を記載し運用指図者になる理由を番号から選ぶだけです。
任意で指図者になる場合は番号を選んで終わりですが、
他の理由の場合では身分証や各種の証明書の写しが必要になるようです。
書類は通常だと1週間程度で送られてくると思います。
また手続き完了については特に通知や郵送では来ず、私は加入者HPにアクセスして
個人属性の加入者区分が運用指図者になっている事で確認を取りました。
こんにちは!
返信削除iDeCoって手続きに時間がかかるんですね。
記事、参考になりました。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
削除お役に立てたのなら幸いです。